日本たばこ産業(JT)は6日、2017年の国内たばこ販売が前年比9・6%減の960億本となり、1985年の民営化以来、初めて1千億本の大台を割り込む見通しだと発表した。健康志向によるたばこ離れに加え、火を使わない加熱式の新型たばこに顧客を奪われているため。

 国内のたばこ販売は85年には3千億本を超えていた。その後、増税に伴う値上げなどが響いて減少傾向が続いている。

 新型たばこを巡っては、米フィリップモリスの「アイコス」が先行しており、JTは「プルーム・テック」の販売に力を入れて巻き返しを図る。6月から東京での販売を開始、年内に都内全域に広げるほか、来年の上半期には全国で販売する。【共同】

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