最大の見せ場「大まぎり」で旋回する東区の山笠=23日午後8時50分、唐津市浜玉町の諏訪神社前

 唐津市の重要無形民俗文化財「浜崎祇園祭」が23日、同市浜玉町で開幕した。日本最大級とされる高さ15メートル、重さ5トンの巨大な祇園山笠3台が町内を巡行。灯籠の明かりに照らされた幻想的な姿で観客を魅了した。

 祭りは、江戸時代中期に漁師(浜区)が大漁、農家(西区)が豊作、商人(東区)が商売繁盛をそれぞれ祈願して3台の山笠をつくり、町を曳き回したのが始まりとされ、260年以上の歴史がある。今年は浜区が「真田幸村」と「三太郎」、東区が「長篠の戦い」と「わらしべ長者」、西区が「関ケ原の合戦」と「浦島太郎」で飾り付けた。

 諏訪神社を出発した山笠は、笛や太鼓の囃子(はやし)に合わせ勇壮に町を練り歩いた。最大の見せ場は神社前での「大まぎり」。締め込み姿の男衆が、車輪をきしませながら巨大山笠を何十回も旋回させ、闇夜に光の輪を浮かび上がらせていた。

 最終日の24日は午後3時に諏訪神社を出発、同8時頃に大まぎりが行われる。

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