鳥栖-新潟 後半26分、鳥栖MF小野(左)がシュートを決め、2-0とする=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

鳥栖-新潟 後半42分、鳥栖FW田川(奥)がゴールを決め、3-0とリードを広げる=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

鳥栖-新潟 前半27分、PKを決め喜ぶ鳥栖FW豊田(左)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 鳥栖は後半、システムを2ボランチに変更。相手の猛攻をしのいで徐々に主導権を握ると、26分、相手GKがはじいたボールをMF小野が冷静に流し込んで追加点を奪った。42分には途中出場のFW田川のゴールでダメを押した。

 試合終了間際の数分間で2点差を追いついた前節の勢いをそのままつないだ。鳥栖は新戦力も躍動し、前節に続いて3得点。フィッカデンティ監督は「いい動きが多く、ポジティブな部分がたくさんあった」と奮闘した選手たちを評価した。

 FW豊田の2試合連続となるPKで先制しながらも、新潟の出足鋭い攻撃に苦しみ、「勝敗がどっちに転んでもおかしくなかった」とMF鎌田。そんな展開を打破したのは、今季ベルギー1部のシントトロイデンから加入したMF小野だった。

 後半26分、DF谷口がFKをゴール前へ。豊田が競り合い、相手GKがパンチングしたこぼれ球を拾うと、落ち着いて右足を振り抜いた。

 「GKが前に出ていたので枠にしっかり飛ばそうと思った。うまく力を抜いて蹴ることができた」と小野。ボールはGKの手をかすめてゴールネットを揺らした。右手の拳を空に突き上げた。

 「それまで全く仕事ができていなかった。得点できたことだけがよかった」と謙遜するが、指揮官は「チームのため、自分がやるべきことを続けている」と認める。この日のスプリント回数はチームトップ。攻守で存在感が光った。

 小野のゴールに感化されるように、途中出場のFW田川も圧巻のドリブル突破からJ初ゴールを決めた。先発、控えの垣根がなく、結果を出し続けている状況に「競争があることでチームは強くなる」と小野。上位追撃の態勢は整った。

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