「がんばるぞ」のかけ声に腕を突き上げる早稲田佐賀高ナインら=唐津市の早稲田佐賀高

7日開幕の甲子園に向け、佐賀清和吹奏楽部と合同練習する早稲田佐賀吹奏楽部=唐津市東城内の早稲田佐賀高

 第99回全国高校野球選手権大会に佐賀県代表として出場する早稲田佐賀高(唐津市)の選手たちが2日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に向けて出発した。

 ベンチ入り選手や監督、部長、マネジャーら30人は、演習授業の合間をぬって見送りに駆けつけた生徒や近隣の住民ら約550人の見送りを受け、決意を新たにした。

 出発に際し、宇高勝之校長が「のびのびと楽しんで早稲田佐賀旋風を巻き起こして下さい」と激励。占部晃太朗主将が「良い報告ができるように頑張ってくる」と決意表明した。「いっぱい応援した」と話した神田凰乃介(おおのすけ)ちゃん(3)は門を出るまでバスを追いかけ、一生懸命に手を振って見送った。

 この日、選手らは出発前の練習で唐津城の階段を上るトレーニングを行った。松隈晴基選手は「多いときは70本上った」と3年間の練習を振り返り「行くからには頂点を目指す」と力を込めた。大会は7日開幕。組み合わせ抽選会は4日に行われ、対戦相手が決まる。

■佐賀清和高と応援合同練習  初のアルプス「感謝」

 7日に開幕する甲子園に向けて2日、初出場する早稲田佐賀が応援練習をした。佐賀清和吹奏楽部も参加し、佐賀県代表を援護する体制を整えた。

 早稲田佐賀の吹奏楽部は中高合わせても18人で、スタンド演奏では目立たない心配があった。そのため、中高で84人の部員を抱え、同じ私立でもある佐賀清和吹奏楽部に協力を依頼した。野球部がない同校が快諾、互いに初のアルプス演奏が実現した。

 この日は、早稲田応援歌「紺碧の空」や校歌「都の西北」を練習。応援に行く生徒たち約200人と一緒に練習した。「早稲田の攻撃、走者2塁から安打が出た場合」など具体的な場面を想定しながら、試合展開によって演奏曲を切り替えていた。

 また、新作のチャンステーマでは軽快な演奏に合わせて生徒たちが「勝たんと唐津に帰れんけん」と歌った。

 佐賀清和高3年の荒木優香部長(18)は「スタンド演奏はあこがれだった。感謝の気持ちを持って演奏し、少しでも野球部の力になれたら」と笑顔で意気込んだ。

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