大分県警は8日までに、県内で男性が刃物で切り付けられる事件が3月に起こり、殺人未遂容疑の男を2度にわたり取り逃していたと発表した。高山譲二刑事部長は捜査過程について「何らかの課題がある」と語り、検証する方針を示した。

 県警によると、3月16日夜、30代の男性会社員が大分市の自宅で首を切り付けられ、1カ月のけがをした。約1時間半後、捜査員は男性の元同僚で同市の無職青山堅二容疑者(32)が乗る車を、同県玖珠町で発見。青山容疑者は職務質問を振り切って逃走した。

 同23日夜、同県日田市の路上で、捜査員は青山容疑者を再び発見、職務質問するためパトカーに乗せた。だが「身分証を取ってきたい」との青山容疑者の求めに応じ、目を離した隙に逃げられた。

 県警は「容疑者かどうかを確認する前に逃げられた。後から考えれば、もっと迅速に広報するべきだった」としている。(共同)

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