佐賀県は2日、唐津市の男子中学生と鹿島市の60代女性がマダニにかまれて発症する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。2人とも現在、回復に向かっている。県内でSFTSの感染者が出たのは約3年ぶり。

 健康増進課によると、中学生は7月23日、39度の発熱で唐津市内の病院に受診し、頭痛や下痢、血小板の減少などの症状で入院した。県衛生薬業センターでの遺伝子検査で、SFTSウイルスが確認された。頭部と下半身に虫に刺された跡があった。女性は7月27日、鹿島市内の病院に入院し、SFTSと診断された。腹部にマダニの刺し口が見つかった。

 2人の感染に関連性はなく、草むらや畑での作業もしていなかった。県内では2013年のSFTS感染の初確認以降、死亡者が2人出ている。同課は「秋まではマダニの活動が活発で、やぶや草むらに潜んでいる。肌の露出を少なくして予防してほしい」と呼び掛けている。

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