佐賀県の山口祥義知事は7日の記者会見で、陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画に関し、反発する駐屯地予定地の地権者らとの信頼醸成に向け、安倍晋三首相のリーダーシップが必要だとの認識を示した。「首相のしっかりとしたメッセージが欲しい」と述べた。

 佐賀県は、5月にオスプレイの安全性や騒音の影響について「問題なし」とする見解をまとめた。しかし、予定地の地権者である漁業者らが、国営諫早湾干拓事業(長崎県)での国の対応に不満を募らせて配備計画に同意しておらず、最終判断を見送っている。

 山口知事は「国がどうやって漁業者に信頼を寄せてもらうかが問われている」と強調した。

 防衛省はオスプレイ17機を有明海に面した空港の西側に新設する駐屯地に配備する計画を立て、佐賀県や地元の有明海漁協などに同意を求めている。【共同】

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