野田さんと2代目警察嘱託犬「ナム」(オス)=神埼市神埼町

 12年にわたり警察指導犬指導手として行方不明者の捜索などに携わってきた野田拓さん(68)=神埼市神埼町=に15日、佐賀県警の今林寛幸本部長から九州管区警察局長感謝状が贈られた。野田さんはこれまで約180件の現場で活動しており「犬が好きだから続けることができた」と振り返る。

 野田さんは現在2代目警察嘱託犬で9歳のシェパード犬「ナム」とともに窃盗・強盗の犯罪捜査や行方不明者の捜索に尽力し、これまでに5人の行方不明者を発見した。

 2011年4月には、上峰町の鎮西山にタケノコ狩りに来て遭難した高齢女性を捜索。初代警察嘱託犬アリス(当時13歳)が女性の浮遊臭を頼りに発見した。野田さんは「生存者を発見できる事例は少ない。元気な内に発見できて良かった」と振り返る。今後は「100歳まで続けたい。後継者の指導にも尽力したい」と力を込めた。

 九州管区警察局長感謝状は警察業務に長年尽力した人を表彰しようと12年から始まり、県内では4人目。

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