北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」が7月30日に打ち上げに失敗した小型ロケットの一部が、発射場から南に約65キロ離れたえりも町の海岸で見つかり、回収されたことが2日、分かった。

 同社によると、地元の漁師が1日午前、襟裳岬近くの海岸で見つけ、えりも町に連絡。同社が回収した。同社は大きさやどの部分かを明らかにしていないが、破損しているという。ロケットは大樹町の海岸近くの発射場から南東約6・5キロ沖の太平洋に落下したとみられ、着水した衝撃で壊れた部分が打ち寄せられた可能性がある。同社で分析を進めており、担当者は「貴重で有効なデータ。原因究明につなげたい」と話す。

 回収されたのは、全長約10メートル、直径約50センチ、重さ約1トンの観測ロケットMOMO(モモ)の一部。民間企業の単独開発では日本初となる高度100キロ以上の宇宙空間を目指したが、発射の約70秒後に通信が途絶えたためエンジンを緊急停止させ、宇宙には届かなかった。

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