作業の進め方などを打ち合わせる佐藤可士和さん(左)。「各社の特徴が際立つ作品ができそう」と話す=西松浦郡有田町の有田製窯

 佐賀県の有田焼創業400年事業で、伊万里・有田焼産地の窯元・商社8社と組んだ作品作りを目指すアートディレクター佐藤可士和さん(51)が23、24日、西松浦郡有田町を訪れ、花瓶や鉢などに絵付けをした。佐藤さんは「構想を超える出来になった。各社の特徴が際立つ作品になりそう」と自信を見せた。

 佐藤さんは1月にフランスで開かれた国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に、有田焼の商社とコラボした大皿を出展した。今回は10月に東京の百貨店で開く国際見本市の帰国展に向けた作品を製作している。

 絵付けは6月に産地を視察した際に選び出した各社のオリジナルの商品に、それぞれの絵の具を使って行った。佐藤さんは「各社独自の絵の具を使うことで、同じ青でも微妙な違いが楽しめそう」と仕上がりに期待し、「見本市出展の経験を生かした新たな取り組みがうまくいった」と手応えを語った。

 花瓶などのほか、豆皿やコーヒーカップ、そばちょこなど約1000点を作る。今後も作業を続け、9月の完成予定。

=有田焼400年= 

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