2009年、全日本新人王決定戦フェザー級で優勝した時の緒方勇希さん

 佐賀県などが主催する「里親推進フォーラム」が18日午後1時から唐津市ふるさと会館アルピノで開かれる。2歳から18歳まで同市内の児童養護施設「慈光園」で過ごした元プロボクサー緒方勇希さん(32)が、施設で抱いた夢を追い続けてきた日々と体験を語る。

 緒方さんは慈光園での生活の中で、テレビに映るプロボクシングの世界にあこがれ、唐津北高卒業後、19歳で上京しジムに入門。働きながら努力を重ね、2009年、全日本新人王決定戦フェザー級で優勝した。今年10月現役を引退した。

 フォーラムでは同じく元プロボクサーで、幼い頃、虐待を経験し養護施設で育った元東洋太平洋チャンピオン坂本博之さんが講演した後、2人が体験や子どもたちへの思いを語り合う。

 運営に当たる基山町の「子ども家庭支援センター和合」の里親支援専門相談員小川健太郎さんは「虐待のニュースが日々報じられるが、その後、子どもたちはどんな生活を送っているのか。施設養護、そして家庭養護(里親)の意義を考える機会にしてほしい」と話す。参加自由。電話0942(50)9606。

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