【千葉氏】下町の曳山の飾り人形は南北朝時代に従兄同士で戦った「九州千葉氏の胤貞(たねさだ)と下野千葉氏の貞胤」=小城市

【真田丸】中町の曳山の人形は表が「真田丸」、裏が「千葉胤貞(たねさだ)」。龍や滝登りの鯉も付けられている=23日

【広場】曳山のそろった祗園広場でよさこい踊りなどを披露

【太鼓隊】曳山の中で鉦や太鼓を鳴らす子どもたち

【本能寺】上町の曳山の人形は「本能寺の変」をテーマにしている

 小城の夏を彩る「小城山挽祗園(やまひきぎおん)」が24日、小城市小城町の須賀神社周辺であった。今年は700年目を迎える大祭に当たり、3台の山挽き巡行を中心に、道路の一部を歩行者天国に開放して、よさこい踊りや大道芸を披露するなど、前夜祭と合わせ約1万人が“小京都”伝統の祭りを堪能した。

 午前中、下町交差点であった「上り山」の出陣式で、山口祥義知事が登場し「歴史と伝統のある小城の祭り。次の700年を見据えて、ずっと盛り上げてほしい」とあいさつ。その後、三台の曳山(ひきやま)は、須賀神社に近接する祗園広場までの約800メートルの距離を「アラエンヤーヤッサーヤッサー」とのかけ声で約2時間かけ練り歩いた。

 今回から飛び込みの山挽きも受け付け、3町の曳山に約40人が参加した。同級生3人と下町の曳山の挽き綱を握った西九州大健康栄養学科1年の小松史歩さん(18)は「法被を着ると町の人と仲間になった気持ち。実家のある長崎県の東彼杵町にはこうした曳山の祭りはないので貴重な体験になった」と喜んでいた。

 曳山が各町に帰る夕方からの「下り山」には、芦刈町の飾り船も練り歩くなど、日が暮れるまで人影が絶えなかった。

※佐賀新聞電子ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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