手拍子に合わせて一節を歌う六本木さん(中央)=唐津市役所大手口別館

■音楽や給食の時間に活用

 唐津市民の有志でつくる「唐津小唄を保存する会」が7日、唐津小唄のCDを市教育委員会に贈った。寄贈では同市出身の演歌歌手六本木ヒロシさんが歌声を披露し、市教委は「教材として活用する」と約束した。CDは市内全ての小中学校に配られる。

 1930(昭和5)年にできた唄は北九州鉄道(現在の筑肥線)の風景を歌っており、北原白秋が作詞した。全42章で約40分ある。近年は知る人も減りつつあったが、保存する会が5月、復刻CDを制作した。

 市教委は、CD53枚を市内の分校を含めた小中学校に1枚ずつ配る。音楽の授業や給食の時間に流し、子どもたちに慣れ親しんでもらう。

 受け取った稲葉継雄教育長は「唐津の財産として受け継いでいきたい」と喜び、「少し歌ってもらえませんか」と六本木さんにリクエスト。手拍子に合わせて六本木さんが一節を披露した。

 同会の小松重範会長(46)は「子どもたちが気楽に歌えるよう、CDを役立ててくれれば」と話した。

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