場所に名が付き、木が植えられる

■木々の想像から未来創造へ

 三日月と仲良く語らっている火星金星たちが、三瀬の厳しい寒さをつかの間、ほっと和らげてくれた。先日の井手野の敬老会は、集落じゅうの人が集い、老人へのお祝いと感謝の中で寒さの中だからこその人と人の温かさに包まれていた。

 暖かだった立春の日を使い、長い間なにもなく空いていた庭を小さな雑木の林にするための作業に充てた。切ってきた竹のさおに札を取り付け、書き出していた木々の名前を札に書き込んでいく。コナラ、クヌギ、モミジ、ヤマボウシ、カツラ、エゴノキ…。植木屋さんや友人たちとそのさおを庭の斜面に立て、立てては離れて眺めてみる。

 葉っぱだけでは寂しいから、花や実のある木々も少しだけ加えてみる。いろいろな角度から大きく育った姿を想像してみる。ヤマザクラは奥にちょっと見えるのがいいね。キンモクセイはこの辺りで風に乗って香るといいね。木々はいい。

 来月のみんなでの植樹が待ち遠しい。(養鶏農家)

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