■2度否決の議会で全員協

 三養基郡上峰町議会は7日、全員協議会を開き、9日開会の定例議会に提出される学校給食費無料化の予算について執行部から説明を受けた。給食費無料化の予算を巡っては3月の町長選前に2度否決した経緯があるが、今回の説明に対し議員から反対意見は出なかった。定例会最終日の16日に補正予算案を採決する予定。前回反対の議員は態度を明らかにしておらず、採決が注目される。

 武広勇平町長は終了後、6月議会への予算計上に関し「理解を得られるという感触があった」と述べた。本会議直前に全員協議会を開いた理由では「町民も執行部と議会が協議しながら進めることを望んでいる。今回、議員の質疑には応えることができた」と語った。

 全員協議会では、町教育委員会の吉田淳事務局長が予算概要を説明した。本年度の予算額は3286万円、7月から始める想定で給食費の保護者負担を全額補助する。町立小中の各校長が保護者から委任を受け一括して町長に申請する。

 議員は「教職員(の給食費)はどうなるのか」「事務作業はどこが担うのか」などと質問、町教委側は「教職員は今まで通り月ごとに徴収する」「小学校に事務補を1人新たに置き、給食の会計業務全般を担当する」と回答した。これまで反対理由に挙がっていた財政面の不安などを追及する質問は出なかった。

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