選挙をテーマにした劇を披露する佐賀東高演劇部の部員たち=佐賀市南佐賀の佐賀東高

■「国、地域考える場に」

 「18歳選挙権」導入を受けた主権者教育の一環で、佐賀市の佐賀東高は7日、演劇部が選挙を主題にした劇を同校で公演し、「選挙は国や地域について考えるきっかけになる」と訴えた。

 劇「カセガワ高校生徒会長選挙」は、廃校が決まった高校の最後の3年生が、生徒会長選挙を通して学校について真剣に考える物語。

 暗い体育館でステージの幕が上がると、約680人の生徒たちは生き生きと動き回る部員にくぎ付けになった。立候補した女子生徒が「全生徒が幸せに卒業すること」を公約に掲げ、「どうせ廃校になる」と諦めるのではなく、最後まで学校のことを考えようと呼び掛けた。

 鑑賞した3年の竹下由里子さん(18)は「説明できないほどすごかった。まだ機会はないけど、選挙があれば投票に行きたい」と感想を語った。

 佐賀東では、市選管による講演会や原発の討論会などの主権者教育に取り組んでいる。1年間の仕上げとして、15年の全国高校演劇大会で九州代表で出場するなど活躍する演劇部に依頼した。主権者教育担当の堤敏浩教諭は「これからの社会を担うという意識を持ってくれれば」と期待した。

=18歳選挙権さが=

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