全校生徒や地域の関係者が見守った3年生の発表=嬉野市社会文化会館リバティ

 嬉野市の塩田工業高校の生徒が1年間の学びの成果を発表する会が2日、嬉野市社会文化会館リバティであった。全学年の取り組みが紹介され、中でも3年の生徒たちは工業高校ならではの特色ある課題研究と、そこから得た学びについても語った。

 3年生からは3組が課題研究を発表した。このうち建築科の5人は、重要伝統的建造物群保存地区の塩田津の町並みを再現する3Dデータを作る挑戦について紹介した。

 5人は地図や写真から建物の大きさを計算しつつ、建物を3Dで表現できる無料ソフトを使ってデータを作成。特に地形データと道路地図から3D化させた道路については、「インターネットにも作り方は載っておらず、いくつかのサイトから得たヒントをもとに作成方法が分かるまで約1カ月かかった。その分、町並みらしさが表現できた」と苦労を語った。現時点で作成できた16軒の建物と道路を3D化して作った動画を披露した。

 機械科は県内で2位に輝いた溶接競技大会について、情報技術科と電気科は、スマートフォンでモーターを操作できる屋内飛行機の開発について紹介した。

 発表会は全校生徒のほか地域の関係者など約400人が見守った。

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