指導員の指示に従って、車いすに乗ったままボールを投げる参加者=佐賀市の県総合体育館

 障害者スポーツフェスタが4日、佐賀市の県総合体育館であった。東京パラリンピックと全国障害者スポーツ大会の佐賀開催を前に、障害者スポーツの普及と理解のため、県内で初めて開いた。約500人が来場し、12種目の競技を体験した。

 車いすバスケットボールや風船バレー、スポーツ吹き矢など12種目の体験コーナーを設けた。障害者スポーツを学ぶ学生や専門指導員約170人が、車いすの操作方法や競技のルールを教えた。

 車いすテニスでは、指導員が「車輪の右を回すと左に、左を回すと右に進む」と説明。子どもたちは、バウンドしたボールに向かって車いすを走らせ、急いでラケットに持ち替えていた。バウンドに間に合わなかったり、打っても相手コートには入らなかったりと苦戦していた。

 家族と訪れた嘉瀬小5年の北村萌樺(もか)さん(10)は「方向転換が難しかった。2回バウンドしても打ってよくて、ルールが違って面白かった」と笑った。

 フェスタは、東京パラリンピックが3年後に迫り、2023年には全国障害者スポーツ大会の佐賀開催が控えることを受け、全国障害者スポーツ協会が主催した。

 県障害者スポーツ協会の藤井洋恵さん(50)は「障害者スポーツ特有の種目を広く知ってもらい、障害者がスポーツを始めるきっかけになれば」と話した。

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