7回途中まで1失点と好投したDeNA・濵口=ナゴヤドーム

 DeNAのドラフト1位新人、濵口(基山町出身)は七回途中1失点(自責点0)と力投し、プロ初勝利をもぎ取った。「ほっとした。すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。最速150キロの直球で押した。二回に失策が絡んで先制された後は粘った。四回1死満塁では「絶対に1点もやらない」と腕を振り、武器のチェンジアップで京田と木下拓を連続三振に仕留めた。

 六回の打席では「ヒットを打ちにいった」と吉見に対し、ファウルで粘った末に9球目で遊ゴロに倒れた。野球では無名の三養基高出身で、神奈川大では全日本大学選手権の準優勝に貢献した左腕は当初から大きな期待と重圧を感じていた。

 キャンプ前から夜間は寮の室内練習場で、打撃練習を頻繁に行った。その執念が伝わったかのように、続く桑原の安打と梶谷の2ランでチームは逆転した。

 七回途中で左ふくらはぎがつり、116球で降板。ルーキーの初白星を消すまいと救援陣も踏ん張った。

 記念のボールを手にした濵口は「親が見にきていたので、渡したい」と勝利をかみしめた。

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