佐賀大生と一緒に、砂漠で遭難した際の持ち物を考える生徒たち=佐賀市水ケ江の龍谷高校

 佐賀大学の学生による、組織での意志決定方法を学ぶ出前講座が4日、佐賀市水ケ江の龍谷高校であった。リーダーシップの大切な要素である自己主張や他者受容の大切さを、グループワークを通して学んだ。

 佐賀大学で「チームビルディングとリーダーシップ」を受講する学生18人が、「学んできたことを高校生にも知ってほしい」と企画。龍谷高特進科の1年生3クラス約50人を対象に開いた。

 生徒たちは「乗っていた飛行機が砂漠に不時着した」という設定で、懐中電灯や方位磁針、食塩など11個の道具から、生き残るために必要だと思うもの四つを話し合った。3~4人の班に分かれ「人の意見をしっかり聞く」「全員が納得した四つを決める」などのルールの下、制限時間20分内で「その場で助けを待った方がいい」「絶対いらない道具から先に決めよう」など議論した。各班に1人ずつ大学生が入り、意見を言えていない生徒には「どう思う」と手助けした。

 同校が本年度から始めた、社会貢献や議論する力を養うグローバルリーダーシッププロジェクトの一環で取り組んだ。生徒の古賀安友実(あゆみ)さん(15)は「普段の授業には議論の場はないので楽しかった。意見を言う時間と質問する時間を分けることが、スムーズな議論に必要だと分かった」と話した。

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