日本政策金融公庫佐賀支店が発表した佐賀県の2016年10~12月期の景況によると、中小企業については「一部に弱い動きはみられるものの、緩やかに回復している」と2期ぶりに評価を上方修正した。小企業は3期連続で判断を据え置いている。

 中小企業の業況判断DIは前期から8.4ポイント増の3.7で、売り上げDIが1.9(8.1ポイント増)、純益率DIが5.8(10.5ポイント増)。製造、非製造業ともに好転したことから上方修正した。

 小企業の業況判断DIは前期から9.6ポイント減のマイナス29.6で、売り上げDIがマイナス21.2(7.1ポイント減)。いずれのDIも次期はマイナス幅が縮小する見込みから、全体の判断は据え置いた。

 同支店は「熊本地震の復興需要で建設業が好調だが、卸小売業は二極化が進んでいる。ネットで商機をつかむ企業がある一方、売り上げ不振、価格競争に苦しむ小規模企業も目立つ」と話している。

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