佐賀県の県立校の教育情報システムから個人情報が流出した事件で、不正アクセス禁止法違反などの容疑で家裁送致された佐賀市の無職少年(17)について、佐賀家裁(吉井広幸裁判官)は25日までに審判開始を決定した。19日付。

 少年は県教育委員会の教育情報システムに不正に侵入したほか、県立高校のシステムに無線LANを通じて不正に接続したとされる。警視庁などに逮捕され、15日に東京家裁へ送致後、佐賀家裁に移送された。佐賀家裁は少年を8月11日まで少年鑑別所に収容する観護措置も決めている。

 また、佐賀地検は25日、不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検されていた佐賀市の県立高2年の男子(16)を佐賀家裁に送致した。生徒は5月13日、佐賀市内の県立高校で、管理者権限のあるIDとパスワードを入力して学校のシステムに不正アクセスしたとされる。県警が6月21日、佐賀地検へ書類送検していた。

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