地元の農産物や加工品がそろう「うまかさが」。生産者や加工業者らが売り場に立つ=佐賀市新栄東のアルタ新栄店

 佐賀県産の農作物や加工品の販売コーナー「うまかさが」が、佐賀市新栄東のスーパー・アルタ新栄店にオープンした。生産者らが売り場に立って原材料や加工のこだわり、調理法を説明。買い物客とコミュニケーションを取りながら売り上げアップに努めている。

 佐賀市の6次産業認定品に選ばれたジャムや野菜ジュース、みそなど35品を陳列。レンコンやつくし、菜の花など、旬の食材も生産者の顔写真付きで並ぶ。

 ブースのミニキッチンでは、出店した女性農業者グループ「カチカチ農楽(のら)が~る」のメンバーらが素材を生かしたおかずを調理し、試食を提供している。

 ディスカウントストアの出店攻勢で価格競争が激化する中、同店を運営する協同組合アルタ・ホープグループが、他店にない地元食材で差別化を図るために開設した。同組合の坂井博之理事は「生産や加工の苦労を知ってもらうとともに、顧客の反応をじかに感じることで生産者にとっても新たな気付きになる」と相乗効果に期待する。

 出店したやまぐち農園(佐賀市)の長尾絵美さんは「顧客から『応援するね』と声を掛けてもらい、生産や販売の励みになる」。買い物に訪れた50代の主婦は「どうすればおいしく食べられるのか、簡単なレシピも教えてもらえるので助かる」と話した。

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