県消防職員意見発表会で最優秀賞に輝いた高原寛和さん(中央)と、優秀賞の福地光彦さん(左)、敢闘賞の田中譲嗣さん=佐賀市のグランデはがくれ

 第40回県消防職員意見発表会が10日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。県内五つの消防本部から14人が自らの経験を交え、消防防災について考えを述べた。最優秀賞は唐津市消防本部の高原寛和さん(35)が選ばれた。

 各発表者は消防職員としての職責を意識しつつ、業務の課題や解決策を発表。一年前の熊本地震を教訓とした意見も多く、通行止め区間などがリアルタイムで情報共有ができる災害用タブレット端末の導入や、各教育機関で避難場所や連絡手段などをまとめた防災計画の作成を義務づけるなどの意見が出た。

 高原さんは「炊き出しを通じて地域の顔が見える関係性をつくり、もしもの時にすぐに行動できるようになる」として「炊き出しグランプリ」を提案した。

 優秀賞には佐賀広域消防の福地光彦さん(29)、敢闘賞に伊万里・有田消防本部の田中譲嗣さん(32)が選ばれた。高原さんは28日に唐津市で行われる九州大会に出場する。

このエントリーをはてなブックマークに追加