全日本カデ柔道体重別選手権男子60㌔級で優勝した佐賀工高1年の近藤隼斗

 全日本カデ(15~17歳)柔道体重別選手権大会は9日、大阪府の東和薬品RACTABドームで男女7階級があった。県勢は男子60キロ級の近藤隼斗(佐賀工1年)が全試合で一本勝ちを収めて優勝し、8月にチリで行われる世界カデ選手権大会の出場権を獲得した。

 近藤は1回戦で送り足払い、準決勝で内股を決めて勝ち上がり、決勝は太田(岡山・作陽)を大内刈りで下した。

 県勢はほかに、男子55キロ級の田中龍馬(佐賀商1年)が出場したが準決勝で敗れた。

■オール一本勝ち

 男子60キロ級は昨年の全国中学王者・近藤隼斗(佐賀工1年)が、国内トップレベルの上級生らにオール一本勝ちし、頂点に立った。世界カデ選手権の切符を手にした近藤は「世界大会にめっちゃ出たかった」と満面の笑みを見せた。

 今春有田中を卒業し、2学年上の兄がいる佐賀工へ。卒業式後から練習に加わり、高校柔道のスピードや技を体験した。

 高校初陣の今大会は、1回戦でゴールデンスコアの末に3年生を倒して手応えをつかむと、準決勝は2年生の元全中覇者に1分9秒で内股一本。「どこからでも一本とれる」と自ら語る通り、決勝は3年生を相手に内股が決まらないとみるや、大内刈りで決着をつけた。

 今回の優勝で5月のポーランド国際カデ大会の出場権も獲得し、「減量で筋肉を落としたりしないよう万全の態勢で臨みたい」と近藤。初の国際大会で弾みをつけ、8月の世界カデ選手権で表彰台を目指す。

 =県勢の成績=

 【男子】55キロ級1回戦 田中龍馬(佐賀商)=反則=高桒(大阪偕星学園)▽同準決勝 鷲見(北海道・札幌山の手)=肩車=田中

 ▽60キロ級1回戦 近藤隼斗(佐賀工)=送り足払い=横田(徳島・阿波)▽同準決勝 近藤=内股=松田(和歌山・初芝橋本)

 ▽同決勝

近藤隼斗 大内刈り 太田風和(岡山・作陽)

         

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